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栄養管理科 概要


部署紹介

管理栄養士3名
 糖尿病療養指導士1名
 NST専門療法士2名

特徴

人の身体は栄養が整ってこそ、「病気と闘う力」「病気と共に生きていく力」など様々なエネルギーが湧き出てきます。
私たち管理栄養士は、「治療に貢献できる栄養管理」を理念に掲げ、皆様のお身体を栄養面でしっかりと支えていくことを志としています。

業務内容

栄養指導

患者様の病態に基づき、生活の様子に合わせた内容で個別指導を行っています。プライバシーを守り、安心してご相談いただけるような環境を整え、食生活を整えることで療養生活をサポートさせていただきます。

入院患者様の栄養管理

栄養状態の評価を行い、栄養面で問題が発生している患者様へ栄養計画を作成することで、それぞれの患者様に合わせた必要な栄養量の算出や栄養面の情報提供によって、治療に役立てています。

NST(栄養サポートチーム)

入院患者様に対して、NSTの研修を修了した医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・理学療法士など各専門職がチームとなり、各分野での知識や技術を出し合い、最良の方法で患者様の栄養支援を行うことで、より有効な治療効果が得られることを目的に活動をしているチームです。
管理栄養士は、NST専門療法士の資格を取得し、専従として活動しています。

糖尿病ケアチーム

糖尿病専門医師と糖尿病療養指導士の資格を持つ管理栄養士や看護師、薬剤師、理学療法士が各方面から糖尿病患者様の療養生活を支えていきます。私たち管理栄養士は、栄養指導など食事療養面で患者様が自ら食事療法の方向性を見つけられるようサポートさせていただきます。

褥瘡ケアチーム

皮膚科医師、褥瘡の専門知識を持った看護師、薬剤師、理学療法士と共に、管理栄養士は治療の効果を上げるため、褥瘡治癒に必要な栄養を整えています。

栄養指導日、場所

指導日・時間
月曜~金曜:9時30分~16時
土曜:9時30分~12時
日・祝日:なし
場所
大阪回生病院3階(31ブロック) 栄養指導室

なぜ野菜は必要なのでしょう?

野菜はビタミン・ミネラルの供給源として大切です。ビタミン・ミネラルは微量で体の調子をととのえる働きをする栄養素です。

さらに、野菜には食物繊維が多く含まれ、この食物繊維は健康を保つうえで重要な働きがいろいろあります。

食物繊維の働き

1.肥満を防ぐ
よくかんで食べることによって、食べ過ぎを防止
2.血糖値の上昇をおさえる
毎食野菜を約100gずつ食べると効果的
3.高脂血症、動脈硬化を予防する
血中コレステロールが多くなるのを防ぎます
4.高血圧を予防する
特に海藻に含まれる食物繊維は余分な塩分を体の外へ出します
5.便秘を予防する
便の量を増やしたり、便を軟らかくして便通をよくします
6.大腸ガンを予防する
大腸で発生した有害な物質を吸着して、排泄したり腸内の善玉菌(ビフィズス菌など)を増やします

野菜をたくさん手軽に食べるには?

  • ・野菜いっぱいの炊き込みご飯にする
  • ・鍋ものにする
  • ・電子レンジを活用する(下記の表を参照)

電子レンジ活用法!

下記の表は電磁波500Wで、食品分量100gでの加熱時間の目安となります。必ずフタ又はラップをしましょう。

食品名 時間 備考
ほうれん草 1分30秒 洗って、葉と茎を交互にして並べる
ブロッコリー 1分30秒 小房にわけ、洗って並べる
キャベツ 1分30秒 洗ってザク切りし、器に入れる
大根 2分30秒 皮をむいて0.5cmの厚さに切り
器に入れて水を薄く張る
なす 2分 洗って器に入れる
  • ※ほうれん草は加熱後、アク抜きと色止めのため流水にとる。
  • ※なすを切った場合は、水にとってアクを抜いてから加熱する。
  • ※卵やソーセージ・イカ・しし唐など殻や皮のあるものは破裂することがあります。卵は溶きほぐし、皮のあるものはフォークなどで穴をあけるか、切り目を入れてから加熱しましょう。


栄養管理科

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