
「おかげさまで110周年」
2010年7月25日、大阪回生病院は110回目の創立記念日を迎えました。1900年(明治33年)に菊池篤忠氏により開設されて明治・大正・昭和・平成と4つの時代を生きてきました。患者さん、職員、そして医師会の先生方はじめ出入りしていただいた業者の方たち、関係したすべての人たちに、育て、支援していただいて、今日があります。本当に皆さんに感謝し御礼を申し上げます。大阪回生病院職員一同、気持ちを新たに「地域と共に歩む急性期病院」を目指して、努力、精進してまいりますので、今後ともご指導、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
さて、世の中は自民党から民主党に政権が移り、病院から医師が立ち去る危機的な状況を改善できる4月の保険改正が望まれましたが、まだまだ十分なものではありませんでした。世の中から民間病院が消え、勤務医が減ってしまう事態は、安心できる社会とは程遠いものです。7月の参議院選挙に代表を立てて、国会に医療の現場の実態をつぶさに知ってもらおうとしましたが惨敗に終わりました。この方面の努力も続けねばなりませんが、お上に頼るばかりでなく、われわれ自身がやらなければならないことは、開業医の先生を信頼できる「かかりつけ医」とし、病院には「かかりつけ医」を経由した受診システムを、患者さんに理解していただくことです。直接、病院を受診している患者さんが多く、勤務医を疲弊させているこの現状を理解してもらわなければなりません。お互いが協力して守らなければならない医療を、お互いに反目しあって、崩壊させている風変わりな社会です。わが医療界の怠慢は、患者さんに向けての情報発信が少なすぎたことです。もっともっとつぶさに医療の現状を伝えるべきです。この状況下で、私たちにできることは、病院の機能を地域の共有財産として活用いただき、病病連携・病診連携をより密にして、患者さんにも理解していただけるシステム作りを構築することだと考えます。大阪回生病院の施設、設備(PET/MRI/CTなど)もっともっとご利用いただき、三者がお互いに顔の見える連携をしていくことがなすべき事だと考えます。
お蔭をもちまして、地域の先生方・患者さんにも概ね良い評価をいただき、喜んでおりますと同時に日々感謝いたしております。なおまだまだ、当院も進化途上であります。皆様方のご叱責と励ましにより、この地になくてはならない病院に進化していく考えでありますので、忌憚のない「生の声」をいつでもお聞かせ下さいますようお願い申し上げます。
創立記念日に当たり、感謝と、ご協力のお願いを述べさせていただきました。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
平成22年7月25日 病院長 久富 義郎
【治療責任者】
院長:久富 義郎
昭和47年 鳥取大学医学部卒
昭和47年~ 大阪回生病院麻酔科勤務

我回生病院は之を永遠に維持し人類の疾患を救療し
一視同仁博愛慈善をもって院是とす


1.高度な最新の医療をやさしく安全に提供します
2.病者の人間性を大事にし、さらにその主体性を尊重し、発揮できる医療を提供します
3.地域の中で求められている医療を提供します
4.病院職員全員がチームとなり、その能力を充分に生かしあう医療を提供します







