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これまでの講習会風景

平成28年9月4日
大阪府理学療法士会主催 理学療法士講習会

 



   当院リハビリテーションセンター技師長の森と主任の春本を講師として、「ウィメンズヘルス(骨盤臓器脱・尿失禁)理学療法の理論と実際」というテーマで講習会を開催致しました。
 ウィメンズヘルスや骨盤臓器脱に対する理学療法といっても、私にとっては普段はなかなか触れる機会の少ないケースです。しかし、本日の講習会では実際の症例が数多く提示されており、本来は医師が単独で行う視診・触診・超音波検査等の内容も含まれていた為、非常にわかりやすい講習会となっていました。まだ、興味を持ち始めたばかりのセラピストにとっても、理解が進みやすい機会になると思います。また、運動学・解剖学・生理学をベースに姿勢・ADL動作の評価や、徒手療法・運動療法でのアプローチで、理学療法士だからこそ生み出すことのできる介入の仕方とその効果を知ることが出来ました。
 実技の時間で学んだ介入方法の効果自体にも驚かされました。自分自身の姿勢や基本動作が変化するほど影響力があるのを実感でき、そのまま患者に実践できれば予後に必ず変化を起こせると感じました。ウィメンズヘルス領域以外の患者にも、その姿勢や動作を変えるのに活用できるほどの応用性を秘めているものでした。今後、担当している患者様にも臨床応用していき、ウィメンズヘルス領域やそれ以外の患者様でも症例を積んでいきたいと思います。



 


文責:理学療法士 宮崎 喬平

大阪府理学療法士会主催 理学療法士講習会

平成28年6月26日
大阪府理学療法士会主催 理学療法士講習会

 



    当院リハビリテーションセンター技師長の森と副主任の石田を講師として、「摂食・嚥下に対する理学療法の理論と実際」というテーマで講習会を開催致しました。
 はじめに「摂食・嚥下障害に対するリハビリテーション」と題して講義を行い、次に、臥位におけるポジショニングや姿勢筋緊張調整などの実技を提示しました。
 最後に、受講生の方々を4グループに分け「食事介助」や「咳嗽介助」、「電動ベッド操作」、「車椅子のシーティング」の実技を行って頂きました。普段何気なく行っている介助操作がいかに患者様へ負担をかけているのかがわかり、介助操作の一つ一つに細心の配慮が必要であると感じました。
 今回、約40名の受講生の方々にお越しいただきました。講義や実技を通して積極的に意見交換や質問をされていました。今後も当院で開催される理学療法士講習会に参加して頂ければと思います。



 


文責:理学療法士 山岡明広

大阪府理学療法士会主催 理学療法士講習会

2016年6月5日(日)
生涯学習部主催研修会

 



    2016年6月5日(日)に大阪府理学療法士会生涯学習部主催の研修会が開催されました。大阪大学大学院歯学研究科顎口腔機能治療学教室野原幹司先生より、「呼吸からのアプローチ 誤嚥性肺炎の予防」ご講義いただき、堀 竜次先生(行岡医療大学医療学部)、大西 和彦先生(星ヶ丘医療センター)より「喀痰吸引療法に必要な基礎知識 気道クリアランス法」の講義と実技をご教授いただきました。午前の講義では実際の解剖学を基に、誤嚥性肺炎が生じる原因や、誤嚥性肺炎を予防していくための、口腔ケア・嚥下リハビリでの関わり方を、実際の臨床場面を動画を通じて、分かりやすくご講義頂きました。午後の講義では、堀先生より症例を通じて喀痰吸引時のリスクについて、評価方法・対処方法について、ご講義頂きました。大西先生による喀痰吸引の実技では、各グループに分かれ操作手順に注意しながら口腔内吸引と気管内吸引を実践していきました。実際の患者様に吸引を行うことを想定し、感染予防への配慮やリスク管理の面から実施することが重要であると感じました。この講習会で学んだ事を活かして患者様により良い治療が提供できるよう今後も研鑽していきたいと思います。



 


文責:理学療法士 渡邉

生涯学習部主催研修会

平成28年2月14日
大阪府理学療法士会 大阪市北ブロック主催研修会

 



  当院リハビリテーションセンターにて、日本福祉大学健康科学部リハビリテーション学科教授の松原貴子先生にお越し頂き、「ペインリハビリテーションの今~慢性痛のリハビリテーション戦略~」というテーマで大阪市北ブロック主催研修会が開催されました。
 今回の研修会では、痛みに対する評価の考え方をご教授頂きました。感覚検査のみでなく、患者様の認知面・情動面からも包括的な評価を行うことの大切さを学びました。また先生の臨床現場での慢性疼痛患者様への介入方法を提示して頂き、運動の調整や疼痛のセルフコントロールの重要性を学ぶなかで、疼痛の病態理解にもつながりました。
 今回、ご教授頂いたことを、患者様に還元できるように、さらに理解を深めていきたいと思います。



 


文責:理学療法士 下見将弘

大阪府理学療法士会 大阪市北ブロック主催研修会

平成28年1月16日(土)
大阪府理学療法士会生涯学習部主催 循環器系講習会

 



 今回、当センターに高橋哲也先生(東京工科大学医療保健学部理学療法学科 学科長・教授)を御招きし、「高齢者に対する内部疾患のリスク管理」について講義と実技をご教授いただきました。講義内容は循環・呼吸・代謝の順に実際の臨床場面を多く交え話していただき、明日すぐにでも臨床で使いたいと感じる内容でした。テーマであるリスク管理については、リスク管理と聞くと一般的に血圧・脈拍・心電図・酸素飽和度などとその多くがバイタルサインの測定と答えてしまうと思います。しかし、臨床では患者様の日々の変化やその解釈、カルテからの様々な情報収集や医師から学ぶことなど総合的なアセスメントにて行っていくことの重要性を学びました。そしてリスク管理の前には、リスクに気付くことや評価することが大事であると感じました。受講後にはリスク管理に対しての考え方が大きく広がりました。
 また実技では末梢循環(温感)の確認、末梢低灌流の身体所見、心尖拍動、静脈系の観察など、どの評価もすぐに臨床で使える内容でした。内部疾患のプロフェッショナルである高橋先生の御講義を経て、患者様のアセスメントを今一度考え直す貴重な機会をいただきました。この気付きをしっかりと臨床に活かし、患者様の御力になれるように日々研鑽していきます。



 


文責:理学療法士 東山

大阪府理学療法士会生涯学習部主催 循環器系講習会


平成27年11月2日(月)
大阪回生リハビリテーション研究会 特別講習会

 



 高草木 薫 先生(旭川医科大学医学部教授 脳機能医工学研究センター長)を御招きし、大阪回生リハビリテーション研究会 特別講習会を開催しました。平日の勤務後にも関わらず多数の先生方にご参加いただきました。御礼申し上げます。
 テーマは、『運動制御の基礎知識~理学療法士・作業療法士に必要なニューロサイエンスの基礎知識~』でありました。先生の様々な研究結果から脳内メカニズムを丁寧に御講義いただきました。運動を形成するためには、姿勢制御が重要であることを強調されていました。リハビリテーションでは、局所的な運動だけではなく、意図のある、姿勢制御を要する運動を行ってもうらことが大切ではないかとご提言いただきました。また姿勢制御を行う上で、身体図式を構築していくことの重要性を学びました。
 日々の臨床を振り返ると、先生の御講義と患者様の臨床像がリンクする点が本当に多く、不十分でありますが、講義後は患者様の運動がイメージしやすくなりました。患者様の治療に、今回得た事を活かしていきたいと思います。



【講義・実技内容】

  • 脳の基本構造と機能
  • 感覚—認知から行動の発現
  • 筋緊張・歩行の制御
    ①脳幹による歩行と筋緊張の制御
    ②脊髄反射と筋緊張・歩行の制御

 


文責:理学療法士 花崎 太一

大阪府理学療法士会 大阪市北ブロック 研修会

2015年11月1日(日)
生涯学習部主催研修会

 



 2015年11月1日(日)に大阪府理学療法士会生涯学習部主催の研修会が開催されました。石川 朗先生(神戸大学大学院保健学科研究科)により「理学療法における呼吸ケア・リハビリテーションの視点」をご講義いただき、堀 竜次先生(行岡医療大学医療学部)、大西 和彦先生(星ヶ丘医療センター)により「喀痰吸引療法に必要な基礎知識 気道クリアランス法」の講義と実技をご教授いただきました。今回は経験年数6年以上の受講者が70名参加する研修会となりました。
 午前の講義では、高齢化が進む我が国において、在宅や介護施設で生活する要介護者が増加傾向にあります。それらにより発生しやすい医療介護関連肺炎(nursing and healthcare-associated pneumonia:NHCAP)の現状についてご指導いただきました。さまざまな要因から発生する誤嚥性肺炎に対し、新しく推奨されている排痰の体位などを含む予防的な視点からリハビリテーションを行うことの有用性も感じることができました。また近年増加傾向にあるCOPDについての知見などを実際の患者様の臨床症状と画像より提示いただきました。その中で、ABCDEバンドルという患者への包括的な関わり方を知るきっかけになりました。
 午後の講義では、堀先生より症例を通じて呼吸介助手技やバッグ換気法の実際や、吸引の留意点などをご提示いただきました。大西先生による喀痰吸引の実技では、各グループに分かれ操作手順に注意しながら口腔内吸引と気管内吸引を実践していきました。実際の患者様に吸引を行うことを想定し、感染予防への配慮やリスク管理の面から実施することが重要であると感じました。吸引講習会は2度目の参加でしたが、当院では未だ臨床実践できていないため、吸引方法の知識と技術を身につける貴重な機会となりました。
 今回の講習会を通じて疑問に感じたことを質問しやすい環境でした。日々の臨床に導入できる内容であったため大変有意義な時間となり、スタッフ共々患者様に還元できるよう研鑽していく必要があると感じた1日となりました。



 


文責:理学療法士 原田 宏隆

生涯学習部主催研修会

平成27年10月24日(土)
平成27年度 第3回 大阪市北ブロック研修会

 



    当院リハビリテーションセンター技師長の森憲一を講師として、【脳血管疾患の評価と治療~床上動作における四肢体幹の機能的運動分析と治療~】というテーマで、平成27年度 第3回大阪市北ブロック研修会を開催致しました。ケーススタディでは患者様を実際に治療させていただき、床上動作と車椅子移乗に共通する構成要素を学びました。講義・実技練習は先のケーススタディで展開した治療より抜粋し、神経生理学・解剖学・運動学から治療の理解を深める内容でした。
 基本動作及び、日常生活動作の構成要素を考え、評価・治療をすることが重要であると感じました。今回の講義を参考にし、今後も患者様により良い治療を提供できるよう日々研鑽していきたいと思います。



【研修会カリキュラム】

  • ケーススタディ
  • 講義(脳血管疾患の評価と治療『床上動作における四肢体幹の機能的運動分析と治療』)
  • 実技練習

 


文責:理学療法士 森山 僚

大阪市北ブロック研修会

平成27年8月21日(金)
大阪府理学療法士会 大阪市北ブロック 研修会

 



    堀 竜次 先生(大阪行岡医療大学 医療学部 理学療法学科 講師)を御招きし、大阪府理学療法士 北ブロック主催 研修会が開催されました。「循環器疾患の病態評価」というテーマで講義と実技をご教授いただきました。平日の仕事終わりの時間にも関わらず多くの先生方にも参加していただきました。
 今回の講習会では、解剖学的知識を基にした循環器疾患の評価を提示していただきました。脈拍の触れ方や、脈波の見方、打診方法や心電図の見方に至るまで丁寧でわかりやすくご教授いただきました。
 勉強会に参加した事で改めて解剖学、生理学の知識がいかに大切かを学ぶことが出来ました。実技では講義の解剖学的知識や技術を頭では理解していても、実際に行う事の難しさを感じることが出来ました。
 この講習会で学んだ経験を臨床の現場で活かし、より良い治療を患者様に提供していきたいと思いました。



【講義・実技内容】

  • 講義: 循環器疾患の病態評価
  • 実技: 触察の仕方など

 


文責:理学療法士 岡野 真伍

大阪府理学療法士会 大阪市北ブロック 研修会

平成26年11月2日(土)
大阪府理学療法士会 生涯学習部主催 平成26年度呼吸器系研修会・講習会

 



   宮川哲夫 先生(昭和大学大学院 保健医療学研究科 呼吸ケア領域 教授)と堀竜次 先生(大阪行岡医療大学 医療学部 理学療法学科 講師)を御招きし、大阪府理学療法士会 生涯学習部主催 平成26年度呼吸器系研修会・講習会を開催しました。午前は宮川先生に講義、午後は堀先生に講義と吸引実技をご教授頂きました。
今回の研修会・講習会では、呼吸リハビリテーションの最新の知見と吸引実技を通じて、コメディカルの一員として理学療法士がチーム医療に参加する重要性を再認識する事が出来ました。これからも、呼吸リハビリテーションが"理学療法士の武器"となり、医療現場でより重宝される存在でいられるよう、私自身も日々臨床を実施していきたいと考えております。



【講義・実技内容】

  • 呼吸リハビリテーションup-to-date(宮川先生)
  • 上気道障害と理学療法(堀先生)
  • 吸引実技

 


文責:理学療法士 是澤 克彦

大阪府理学療法士会 生涯学習部主催 平成26年度呼吸器系研修会・講習会

平成26年5月11日(日)
大阪市北ブロック特別研修会

 



   国際医療福祉大学教授山本澄子先生を御招きして、公益社団法人大阪府理学療法士会大阪市北ブロック主催の特別研修会が開催されました。「バイオメカニクスの基礎と応用—動作分析で人の動きを見てみよう—」テーマに、重心・床反力・関節モーメント等バイオメカニクスの基礎的な内容から、3次元動作計測装置の動画を用いて、疾患患者の歩行(変形性膝関節症・義足・片麻痺)短下肢装具に至るまで幅広くご教授頂きました。
一歩行周期中のそれぞれの相において起きている現象・特徴を動画で分かりやすく解説して頂いき、歩行について理解を深めることが出来ました。
 今後の臨床の中で、より深く動作を観察・分析できるよう知識を深め、患者様に還元していきたいと思います。



 【講習会カリキュラム】

  • バイオメカニクスの基礎
    重心と支持基底面
    床反力と床反力作用点
    関節モーメントと筋活動
  • 健常歩行とロッカー機能
  • 疾患者の歩行(変形性膝関節症、義足、片麻痺)
  • 短下肢装具のバイオメカニクス

 


理学療法士 渡邉祥文

 大阪市北ブロック特別研修会

平成25年11月30日(日)
大阪回生リハビリテーション研究会 特別研修会

 



    当院リハビリテーションセンターにて、仙台徒手療法研究会会長の倉田繁雄先生をお招きして、大阪回生リハビリテーション研究会が開催されました。「筋徒手療法の"治療対象"について」というテーマで、筋徒手療法の理論的背景と基本的治療方針を教授頂きました。
 今回の研修会では、筋組織に起因する"痛み"の発生メカニズムや、その評価と治療法を学ぶ事ができました。内容には医療従事者の誰もが知っている基礎知識から臨床的に発展した知識やデータが散りばめられており、とても興味深いご講義でした。
 "痛み"は多くの患者様にとっての主訴であり、医療従事者としてその原因追及と治療は永遠の課題と言えます。この研修会を通して得た知識を自分の武器とし、一人でも多くの患者様の悩みを解決できるセラピストを目指したいと思います。



 【講義内容】

  • 筋徒手療法と治療対象と適応疾患
  • 持続的収縮筋と局所浮腫の相互関係
  • 治療対象を見つけ出す
  • 筋徒手療法の基本的治療方針
  • 治療効果が認められないときの解釈

 


文責:理学療法士 宮崎 喬平

大阪府理学療法士会 大阪市北ブロック 特別研修会

平成25年11月16日(土)
日本理学療法士協会 研修部主催 第20304回 理学療法士講習会

 



    当院リハビリテーションセンターにて、武庫川女子大学大学院の伊東太郎教授ならびに四天王寺大学短期大学部の東隆史准教授をお招きし、「運動と姿勢調整」というテーマで日本理学療法士協会研修部主催の講習会が開催されました。
 今回の講習会では、先行随伴性姿勢調節について姿勢調節のメカニズムといった基礎的な部分から先生方の研究から導き出された最新の知見まで幅広くご教授いただきました。講習会中には講義だけでなく筋電図にて実演をしていただき、より先行随伴性姿勢調節について理解を深めることが出来ました。また、身体機能の低下と姿勢調整、体性感覚と姿勢調整といった内容の講義も行われ臨床のヒントとなる内容も盛り込まれていました。
 今後、この知識をさらに深めていき患者様へのよりよい評価・治療につなげていければと思います。



 【講義内容】

  • 先行随伴性姿勢調整(東先生)
  • 身体機能の低下と姿勢調整(伊東先生)
  • 体性感覚と姿勢調整(伊東先生)

 


文責:理学療法士 山岡 明広

日本理学療法士協会 研修部主催 第20304回 理学療法士講習会

平成25年10月27日(日)
大阪府理学療法士会 大阪市北ブロック主催研修会

 



   当院リハビリテーションセンター技師長の森憲一を講師として、「脳血管障害の起居・移動動作の問題点と治療」というテーマで、講義と実技講習を開催致しました。今回はケーススタディとして患者様にご協力して頂き、脳血管障害に対する理学療法の実際を学びました。講義・実技講習は先のケーススタディで展開した治療より抜粋し、生理学・運動学から治療の理解を深める内容でした。歩容の改善は歩行練習をしているだけでは直結しない。すでに、臥位での活動である起居動作から問題点が生じている。基本動作または日常生活動作の構成要素を考え、治療展開する重要性に改めて気付かされました。患者様により良い治療が提供できるよう研鑽していきたいと思います。  



 【講義・実技内容】

  • ケーススタディ
  • 講義・実技①立位・歩行における問題と治療 Sit to Stand & Stop Standing
  • 講義・実技②座位・臥位における問題と治療 Sit to Supine
  • 講義・実技③臥位における問題と治療    内反尖足に対する臥位での治療

 


文責:理学療法士 岡野 真伍

大阪府理学療法士会 大阪市北ブロック主催研修会

平成25年8月25日(日)
大阪府理学療法士会 大阪市北ブロック 特別研修会

 



    当院リハビリテーションセンターにて、上馬整形外科クリニックの田口順子先生をお招きして、北ブロック特別研修会が開催されました。「フェルデンクライスメソッドと理学療法」というテーマのもと、講義と実技を交えた内容でご教授頂きました。  今回の研修会では、自らのからだに注意を向け、"気づき"を"学び"に結びつけることの重要性について学ぶことができました。実技では、セラピスト自身が自分の姿勢に注意を向ける機会もあり、普段は気付かないような、自分自身に対する新たな発見もありました。  この研修会を通して、今後の評価・治療に対する新たな視点を見出すことが出来ました。今後、患者様によりよい治療が提供できるよう、さらにフェルデンクライスメソッドに対する理解を深めていきたいと思います。  



 【講義・実技内容】

  • 脳のほぐし運動
  • フェルデンクライスメソッドとは
  • グループレッスン
  • 頸椎に対するデモ・実技
  • 腰椎・骨盤に対するデモ・実技
  • 股関節・足部に対するデモ・実技

 


文責:理学療法士 杉本はるか・山岡明広

大阪府理学療法士会 大阪市北ブロック 特別研修会

平成25年9月1日(日)
日本徒手療法学会主催講習会 「頸椎の機能解剖と徒手療法」

 



   当院にて標記の通り、講習会を開催しました。
佐藤友紀先生PT,PhD,MTC(常葉大学、St.Augustine大学公認指導者)、増井健二PT,MTC(大阪回生病院、St.Augustine大学公認指導者)を講師とし、講義と実技講習を行いました。 頸椎の機能解剖から病態をできる限り把握し、その上で治療を選択することが必要であり、徒手療法が適応とならない場合も含めて、ご講義をいただきました。そして、佐藤先生自らが行った貴重な解剖の写真をもとにご説明いただき、機能解剖をどのように応用していくのか、評価結果をどのように解釈し治療に結びつけていくのかについてご指導を頂きました。  



 【講義・実技内容】

  • 頸椎と腰椎の違いを理解する。
  • 上部頸椎・中部頸椎・上部胸椎・筋の鑑別評価。
  • 病態をもとに機能解剖を理解し、一部の検査手技・治療手技を習得する。

 


文責:理学療法士 谷口修平

日本徒手療法学会主催講習会 「頸椎の機能解剖と徒手療法」

平成25年7月28日(日)
日本徒手療法学会主催講習会 「腰椎の機能解剖と徒手療法」

 



  当院にて標記の通り、講習会を開催しました。 佐藤友紀先生PT,PhD,MTC(常葉大学、St.Augustine大学公認指導者)、増井健二PT,MTC(大阪回生病院、St.Augustine大学公認指導者)を講師とし、講義と実技講習を行いました。 理学療法の原点とも言える機能解剖から、病態をできる限り把握し、その上で必要な治療を選択し提供する。時には徒手療法が適応とならない場合も含めて、佐藤先生よりご講義いただきました。 多くの研究論文をご紹介いただいた上に、理学療法の臨床場面でどのようにその研究結果を解釈し応用するのかについてもご提示いただき、徒手療法が理論的で理学療法の一部として重要な位置づけであることを認識できました。  



 【講義・実技内容】

  • 腰椎の解剖を基に臨床に必要な病態を理論的に理解する
  • 臨床に必要な検査、治療手技の一部を習得する
  • 病態を基に予後予測をした中での徒手療法の生かし方を学ぶ

 


文責:理学療法士 谷口修平

腰椎の機能解剖と徒手療法

平成25年6月9日(日)
大阪府理学療法士会 大阪市北ブロック 研修会

 



 当院リハビリテーションセンターにて、文教学院大学 福井勉先生をお招きして、北ブロック研修会が開催されました。「皮膚運動学」をテーマにし、講義と実技を交えた内容でご教授いただきました。
 一日を通して数多くの実技が行われました。皮膚の動きに対してキネシオテープを貼ることによって関節可動域の拡大や筋の収縮や弛緩を促す評価・アプローチについて学ぶことが出来ました。
 この研修会を通して、臨床における皮膚運動学の重要性や今後の評価・治療に対しての新しい視点を見出すことが出来ました。



 【講義・実技内容】

  • 皮膚による運動制御
  • 皮膚による可動域拡大
  • 骨突出部上層皮膚の弛緩と伸張
  • SSTL(Streched Skin Tension Line)
  • 皮膚の緊張線の種類

 


理学療法士 姜 承燁

大阪府理学療法士会 大阪市北ブロック 研修会

平成25年1月26日
大阪回生リハビリテーション特別講習会 藤田聡先生

 



  当院リハビリテーションセンターにて、大阪回生リハビリテーション特別講習会を開催いたしました。立命館大学スポーツ健康科学部教授の藤田聡先生を講師にお招きし、「運動・栄養介入によるサルコぺニア対策」と題して、サルコぺニア(加齢に伴う筋量と筋機能の低下現象)対策やレジスタンス運動について講義と実技よりご教授頂きました。
高齢者の栄養障害と筋力低下、サルコぺニアが日常生活の自立を奪う重要な要因である事を学びました。今回の講習会を通して、加齢に伴う栄養障害とそれを予防するための運動療法の重要性を認識する事が出来ました。また、高齢者に対するリハビリテーションの観点からも、我々セラピストが「栄養・運動」を理解し、サルコぺニア対策に取り組んでいく必要があると感じました。



 【講義・実習内容】

  • サルコぺニアとその弊害とは?
  • 栄養摂取と骨格筋のタンパク質代謝‐加齢に伴う栄養障害‐
  • レジスタンス運動と骨格筋肥大
  • 栄養摂取とレジスタンス運動によるサルコぺニア予防
  • 高齢者に対する運動処方の実際
  • ゴムチューブを用いたレジスタンス運動

 


文責:理学療法士 保木伊知朗・松本卓也

大阪回生リハビリテーション特別講習会 藤田聡先生


平成25年1月5日~6日
大阪府理学療法士会 生涯学習部主催 運動器系講習会

 


  当院リハビリテーションセンターにて、大阪行岡医療大学医療学部教授 橋本 雅至先生をお招きして、「立位姿勢・歩容を変化させるための評価とアプローチ」についてご教授いただきました。
午前は下肢から体幹への力の伝達(運動連鎖)について学び、下肢体幹機能評価の実技を交えて学びました。午後からは足部・足関節を中心とした内容であり、機能解剖・評価・アーチパッド・テーピングの講義・実技を学びました。
今回の研修会を通して、足部からのアプローチの重要性、また運動連鎖を考える上で足部と体幹機能とのつながりが重要であると学びました。足部へアーチパットを用いたアプローチを学び、その即時効果、またPTの介入時間外でのアプローチ(24時間アプローチ)が可能である感じました。


 【講義・実習内容】

  • 運動連鎖とは-力の伝達
  • 関節弛緩性(Joint Laxity)
  • 体幹の安定性機構(ローカル安定性システムとグローバル安定性システム)
  • 体幹機能評価(側方体重移動・立ち直り・下肢体重支持 等)
  • 足部・足関節機能からみた立位・歩行観察
  • 足部アプローチ(評価・アーチパット・テーピング)

 


文責:理学療法士 山中 敏行・東山 学史

大阪府理学療法士会 生涯学習部主催 運動器系講習会


平成24年11月11日(日)・18日(日)・12月2日(日)・9日(日)
脊柱の評価と治療(S1)  セントオーガスティン大学 徒手療法講習会

 



 当院で佐藤友紀先生PT,PhD,MTC(セントオーガスティン大学公認指導者)、増井健二PT,MTC(大阪回生病院、セントオーガスティン大学公認指導者)を講師とし、「脊柱の評価と治療」を開催しました。約30名のご参加を賜りました。  腰痛や頚部痛の原因となる脊柱の機能不全について、椎間板や椎間関節、仙腸関節などの機能解剖学的な特徴から病態を理解し、評価に基づいた適切な治療と管理について学びました。多くの病理解剖所見に基づく病態の理解は他ではなかなか聞くことのできない内容であり、患者様の症状や所見の理解に大変役立つ内容でした。これらの病態についてしっかりと理解をすることで適切な治療と管理が可能となることが認識できました。



 【講義・実習内容】

  • 脊柱機能不全と痛みの捉え方
  • 腰椎・仙腸関節・頸椎の機能解剖
  • 椎間板・椎間関節・脊柱管狭窄症・仙腸関節の病態
  • 実技:姿勢評価・自動運動評価・他動運動評価・マニピュレーション

脊柱の評価と治療(S1)  セントオーガスティン大学 徒手療法講習会


平成24年10月21日
大阪市北ブロック第4回研修会

 



 平成24年10月21日(日)に大阪府理学療法士会主催 大阪市北ブロック第4回研修会を開催致しました。講師には、大阪行岡医療大学の堀竜次先生をお招きしました。テーマは「理学療法士ができるフィジカルアセスメント」で、呼吸・循環を中心にご講義いただきました。検査機器ではなく、視診・触診を中心としたアセスメントをいくつも積み上げることで、患者様の症状や状態を評価することを学ぶことができました。


文責:理学療法士 花崎 太一

 【講義・実習内容】

  • 喚起運動のみかた
  • 喚起能力の評価(時間とリズム)
  • 胸郭形状、アライメントの評価
  • 軌道クリアランスの評価
  • 皮膚爪の観察
  • 脈拍、血圧
  • 心不全徴候、心臓の機能と大きさ
  • 静脈圧、末梢循環不全
  • 不整脈と心音
  • 聴診実技(肺音聴診、心音聴診)

大阪市北ブロック第4回研修会





椎間関節と徒手療法

 



平成24年9月9日(日)、当院にて佐藤友紀先生PT,PhD,MTC(セントオーガスティン大学公認指導者)、増井健二PT,MTC(セントオーガスティン大学公認指導者)を講師とし、「椎間関節と徒手療法 -変性と炎症について、椎間関節と神経根症状の最新の知見、なぜ腰椎に変性が多いのか-」を開催いたしました。約20名のご参加を賜りました。本講習会では椎間関節の細かな機能解剖や臨床症状、またサプリメントの効果など幅広い最新の知見を学ぶことができました。また椎間関節の炎症と神経根症状についての関連など興味深い内容を多くご教示いただきました。



 【講義内容】

  • 腰椎椎間関節の構造と役割
  • 足関節、膝関節の軟骨から見た椎間関節軟骨 ・変性
  • 変性と疼痛
  • 変性と疼痛
  • サプリメントの実際の効果
  • 椎間関節と神経根症状
  • 実技:可動域検査と治療(腰椎側屈自動運動検査の有用性と研究論文)

椎間関節と徒手療法


肩こりの病態と徒手療法

 



平成24年8月19日(日)、当院で佐藤友紀先生PT,PhD,MTC(セントオーガスティン大学公認指導者)増井健二PT,MTC(大阪回生病院、セントオーガスティン大学公認指導者)を講師とし、「肩こりの病態と徒手療法」を開催しました。約50名のご参加を賜りました。本講習会では僧帽筋の血流量(筋線維あたりの血管の数)など、解剖学的特徴から考えられる病態や、不良姿勢との関連、頸椎症性神経根症や頸髄症へ進行する可能性など、多くの最新の知見をご教示いただきました。講義と関連した実技も約2時間行い、セントオーガスティン大学の徒手療法講習会を受講された方にとっても、知識や実技を統合し理解を深められたことと思います。



 【講義内容】

  • 肩こりの病態
    なぜ僧帽筋が?四肢の筋と比較して僧帽筋に違いはあるのか?肩こり同様の症状は海外では何と呼ばれているのか?肩こり患者の僧帽筋の形態的変化と血流,などこれまで諸外国の研究で何が言われているのか紹介します。
  • 治療と管理
    筋,関節,姿勢指導など偏りないアプローチを展開する必要性の理解
  • 実技
    基本的な筋のストレッチから軟部組織マニピュレーション,頸椎・上部胸椎関節運動検査と治療

肩こりの病態と徒手療法



平成24年8月12日(日)
大阪府理学療法士会生涯学習部 主催 呼吸器系研修会・講習会

 



 大阪府理学療法士会生涯学習部 主催 呼吸器系研修会・講習会を開催致しました。講師には、大阪行岡医療大学の堀竜次先生をお招きしまして、テーマは「呼吸理学療法はじめのの一歩」でご講義いただきました。  呼吸機能の基本的な解剖・生理学の講義や、アライメントの重要性、多岐に渡る呼吸機能・胸郭運動の評価を実技を交え、御指導頂きました。呼吸理学療法では、やはり幅広い知識・技術が必要になることを学びました。参加された先生からも多数質問があり、充実した講習会となりました。



 【講義・実習内容】

  • 呼吸理学療法概論
  • フィジカルアセスメント 視診・触診
  • 姿勢筋緊張による評価
  • 姿勢調整および換気運動改善のための手技
  • 慢性呼吸不全の運動生理と運動療法

大阪府理学療法士会生涯学習部 主催 呼吸器系研修会・講習会


腰椎不安定性講習会

 



平成24年7月29日(日)、当院で佐藤友紀先生PT,PhD,MTC(セントオーガスティン大学公認指導者)、公森隆夫先生PT,MTC(セントオーガスティン大学公認指導者)をお招きし「腰椎不安定性講習会」を開催しました。約60名のご参加を賜りました。近年、欧米でも注目されている安定したすべり,不安定なすべりの鑑別の重要性、他動運動検査や不安定性の特殊検査(鑑別評価)や筋・筋膜マニピュレーション(MF1)講習会で指導される、筋・筋膜への治療実技も行いました。また安定性のエクササイズも盛りだくさんでした。大変多くのご参加ありがとうございました。



 【講義内容】

  • 肩こりの病態
    なぜ僧帽筋が?四肢の筋と比較して僧帽筋に違いはあるのか?肩こり同様の症状は海外では何と呼ばれているのか?肩こり患者の僧帽筋の形態的変化と血流,などこれまで諸外国の研究で何が言われているのか紹介します。
  • 機能解剖 - 骨関節,椎間板,靱帯,筋など各組織の役割について説明
  • 症状,所見からの理学療法診断 - 解剖学的視点,臨床家の意見として一致度が高い症状,所見
  • 安定性運動の理論と実際
      腹横筋のみでは安定化しないことを研究報告から説明
  • 不安定診断のための理学的検査
  • 安定性運動実技
  • 徒手療法との関係

肩こりの病態と徒手療法


平成24年6月30日(土)
中部大学名誉教授の水村和枝先生を講師にお迎えしご講義

 



 中部大学名誉教授の水村和枝先生を講師にお迎えしご講義いただきました。 筋筋膜性疼痛の最近の理解3 回シリーズの第 3回目であり、前回までの内容も含め「病態モデルからわかったこと-筋筋膜性疼痛の中枢機構を含めて-」というテーマでご講義いただきました。 最新の知見の結果も踏まえながら痛覚過敏の中枢機構・トリガーポイントの実態や下行性疼痛抑制系の詳細についてわかりやすくご講義頂き臨床の疑問へ多くのヒントを頂きました。参加された先生からも多くの質問があり、充実した講習会となりました。



中部大学名誉教授の水村和枝先生を講師にお迎えしご講義


平成24年6月23日 土曜日 14:00~18:50
日本理学療法士協会主催 理学療法士講習会 基本編

 



 前東京大学 大学院 総合文化研究科生命環境科学系 名誉教授の大築 立志先生をお招きして、日本理学療法士協会主催 理学療法士講習会 基本編を開催致しました。 『姿勢と運動の脳・神経科学』というテーマで、御講義をいただき 173名の理学療法士が受講致しました。身体運動と神経系の制御機構について、今後のリハビリテーションを実施するうえで大変貴重勉強ができました。



 【講義・実習内容】

  • 運動と姿勢制御
  • 巧みとスキル
  • 運動と脳
  • 巧みな動作の運動制御
  • 主観と客観の対応(つもりと実際)
  • 予測とタイミング
  • 姿勢の安定脳
  • 運動が脳に与える影響
  • 感覚刺激による脳の賦活
  • 運動による脳のリフレッシュ
  • 運動による脳機能障害の治療
  • 運動による知的能力の改善

日本理学療法士協会主催 理学療法士講習会 基本編



大阪回生リハビリテーション研究会
山口計郎先生「脈管の走行から筋痛症候群を考える」~大腿部脈管の三次元的走行の観察から~(2011.4.02) 村永信吾先生 ~リハビリテーション部門運営に求められる基本的管理知識の整理と活用~(2011.09.10-11)
橋本雅至先生「足部へのアプローチから下肢、体幹の機能へ運動連鎖について考える」(2011.10.22-23) 水村和枝先生 第1回 「筋・筋膜からの侵害情報処理‐侵害受容器から中枢まで‐」(2012.1.7)
冨田昌夫先生「生態心理学的概念に基づいた運動療法」(2012.2.28-29) 水村和枝先生 第2回 「遅発性筋痛のメカニズム‐筋・筋膜性疼痛症候群の理解に向けて‐」(2012.3.3)


大阪回生リハビリテーション研究会リクエスト講習会
リクエスト講習会(2011.4.9) リクエスト講習会(2012.4.7)